Googleは世界中の博物館と提携し、古代の動物や先史時代の生物を拡張現実で見ることができるようにしました。これにより、五つの目を持つ5億年前の海洋動物などの3Dモデルをスマートフォンカメラを通じて部屋や屋外に投影することができます。
This is a cambropachycope, an ancient crustacean with a pointy head covered in tiny eyes. @GoogleArts collaborated with museums to bring prehistoric animals back to (digital) life. Learn how you can see them through your phone → https://t.co/mxMSvDhc2u #Google3DAnimals
— Google (@Google) August 25, 2020
先史時代の生物、歴史的遺物、NASAの遺物がGoogleのArts and Cultureアプリでユーザーに提供されるようになりました。このアプリはARCoreに対応したAndroidデバイスおよびiOS 11以降を搭載したiPhoneやiPadにインストールできます。アプリ内でAR展示を見つけるには、「AR」を検索し、「拡張現実で見る」ボタンをクリックします。
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依然としてパンデミックが続いており、以前のように自由に旅行することができないため、真に博物館を訪れる唯一の方法はARを通じてです。したがって、モスクワの国立ダーウィン博物館に実際に行かなくても、尖った頭と小さな目を持つ古代の甲殻類カンブロパキコープを見ることができます。他にもスマートフォンを使ってリビングルームで見ることができる地球の住人には、うまく泳げない魚、地球上でこれまでに生きた最大の動物、最古の大型フィルターフィーダー、およびカモノハシ恐竜が含まれます。

動物界のさまざまなメンバーの他にも、Googleは拡張現実で体験できる文化的遺物のコレクションも再現しました。例えば、紀元前500年頃のプレ・インカの像ランソンを見ることができたり、アポロ11号の司令モジュールや月面スーツの詳細を見ることができます。
See eye to eye with prehistoric creatures, get up close to seaside specimens or enjoy some extraordinary treasures from ancient sculptures to space exploration gear - all at your fingertips thanks to #AR.
— Google Arts&Culture (@googlearts) August 25, 2020
Give it a try with your Google Arts & Culture app. https://t.co/EdaMpyAHj7 pic.twitter.com/aefo2mCPqU
また、ARで楽しめる絵画もあります。例えば、グスタフ・クリムトの「接吻」、フリーダ・カーロの自画像、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「星月夜」などです。
以前、Googleは有名な「ジュラシック・ワールド」フランチャイズの10体の恐竜でARオブジェクトのライブラリを補充し、23種類のARの虫を3D動物検索コレクションに追加しました。