Facebook、新機能Campusでルーツに立ち返る

最新のブログ投稿で、Facebookは新しい製品Campusのリリースを発表しました。これは、大学生専用のセクションで、メインのFacebookアプリ内に含まれます。Facebook Campusは、大学のメールで認証された場で、学生が同級生やクラスメートと連絡を取り合うことができます。

「今年は、いくつかのキャンパスが部分的または全面的なリモート学習に移行する中、学生たちは新たな課題に直面しています。そのため、大学生活に繋がりを持っていることがこれまで以上に重要です。初期の頃、Facebookは大学専用のネットワークでしたが、今回のFacebook Campusでそのルーツに立ち返り、学生たちがこれらの関係を築き、維持できるようにします」と同社の声明に記載されています。

Campus専用のニュースフィードを通じて、学生はイベント、グループ、およびリアルタイムのチャットルームに参加し、同じ大学の他の学生と交流し、最新情報を得ることができます。さらに、Campusディレクトリにアクセスして、専門分野、クラス、年度別に新しい人を見つけて交流することもできます。

Campusにアクセスするには、学生は大学のメールアドレスと卒業年度を提供する必要があります。その後、必要に応じて専攻、副専攻、クラス、寮、出身地を追加することもできます。Campusプロフィールには学生の名前、カバーフォト、およびFacebookプロフィールからのプロフィール写真が含まれます。このプロフィールはメインのFacebookアカウントとは別で、学生が大学関連のニュースや情報をパブリックなページで過剰に共有したくないかもしれないからです。

現在は、同じ大学に通う学生だけがFacebook Campusで交流することができます。同時に、卒業生も引き続きCampusを使用することが許可されていますが、社会的メディアの巨人はCampusからの卒業を提案します。

初期段階では、Campusはベネディクトカレッジ、ブラウン大学、カリフォルニア工科大学、ウィリアム＆メアリー大学、デューク大学、フロリダ国際大学、ジョージアサザン大学、ジョージア州立大学、ジョンズホプキンス大学、レーンカレッジ、リンカーン大学（ペンシルベニア）、ミドルベリーカレッジ、ニュージャージー工科大学、ノースウェスタン大学、ライス大学、サラローレンスカレッジ、スクリップスカレッジ、スミスカレッジ、スペルマンカレッジ、スティーブンFオースティン州立大学、タフツ大学、ニューヨーク州立大学アルバニー校、ハートフォード大学、ルイビル大学、ペンシルベニア大学、ウィスコンシン大学オークレア校、ヴァッサーカレッジ、バージニア工科大学、ウェルズリーカレッジ、およびウェズリアン大学を含む30の米国の大学で利用可能になります。

プライバシーとセキュリティについては、FacebookはCampusユーザーがプラットフォーム上でリストする個人データを制御できる方法を別のブログ投稿で説明しました。また、Facebook Campusのフィードには広告が含まれないことにも注意が必要です。