6月20日、Snapchatは人気の瞑想セッションアプリHeadspaceのツールを使った初のSnap Miniアプリを公開しました。会社のスポークスパーソンによると、このSnap Miniは「Snapchatユーザーのメンタルヘルスと感情的な健康をサポートするためのもの」です。
Headspaceは、共同創設者の1人がリラクゼーション技術を指導するガイド付き瞑想をユーザーに提供するアプリです。
Snapchatは、2020年のSnapバーチャルパートナーサミットでSnap Minisという新製品を6月に発表しました。Snap Minisは、第3者の開発者によってHTMLで作成されたバイトサイズのアプリで、Snapchatアプリ内にあり、ダウンロードやインストールすることなくどのデバイスでも動作します。
Minisは複数のユーザーが同時に使用できるため、友達と簡単に交流できます。今夏にはiOSおよびAndroid用のアプリ内で7つのMinisが利用可能になります。Headspace Miniは今週リリースされる4つのMinisの1つで、「Let’s Do It」、「Prediction Master」、「Flashcards」も含まれます。これら4つのMinisは現在、世界中で利用可能です。
Headspace Miniは、3~4分の6つの瞑想セッションを提供しており、友達とも一人でも行えます。セッションには「Get Out of a Funk」、「Be Nice to You」、「Kick the Panic」などのテーマがあります。ミニアプリを開くには、チャットでロケットアイコンをクリックするか、アプリの名前を検索するだけです。
Headspace Miniは、友達がどんな気持ちでいるかも教えてくれ、「Snap how you feel」をタップした後、スナップに対応するステッカーやアニメーションを追加することで自分の気持ちを表現することもできます。さらに、友達に励ましのメッセージを送ることもできます。Headspace Miniには身体と感情の健康に関するリソースも含まれています。
Snapchatの調査によると、ソーシャルメディアプラットフォームのユーザーはしばしばストレス、不安、うつを経験しており、気分が落ち込んだときには友達のサポートが必要だということです。
Snapchatのユーザーの約90%は13~34歳の非常に若い年齢層です。そのため、ソーシャルメディアプラットフォームはCOVID-19パンデミックに対する不安やストレスを軽減する手助けをすることを目指しています。この取り組みの一環として、Snapは3月にHere For Youツールも導入しました。