YouTubeは、ついに「ビデオチャプター」と呼ばれる新機能を導入しました。この機能は、現在すべてのiOSおよびAndroidデバイス、デスクトップ、タブレットで利用可能です。
0:00 We heard you and added Video Chapters.
— YouTube (@YouTube) May 28, 2020
0:30 You liked it.
1:00 Now it's official: Video Chapters are here to stay.
1:30 Creators, try Chapters by adding timestamps starting at 0:00 to your video description. Viewers, scrub to find exactly what you’re looking for.
2:00 Enjoy! pic.twitter.com/bIHGsGVmyW
YouTubeは4月に開始したテスト期間の後、この機能を一般にリリースしました。ユーザーのフィードバックに基づいていくつかの改良が加えられ、そのフィードバックは概して肯定的であったと同社は述べています。
この機能は、ユーザーがビデオの特定の部分をより簡単かつ迅速に見つけるのを助けることを目的としています。ビデオチャプターは、ビデオクリエーターが説明に示したタイムスタンプを使用してビデオクリップをチャプターに分割します。したがって、ユーザーはビデオの特定の瞬間にジャンプしたり、再視聴したりすることができます。これらのチャプターは、ビデオプレーヤーの下部の進行バーに表示されます。
モバイルデバイスでは、YouTubeはアプリ内で触覚フィードバックを組み込んでおり、ユーザーがビデオの進行バーをスクロールしてチャプター間を移動する際にそれを感じることができます。
Kay Lee
この新機能はオプションであり、自動的には機能しません。クリエーターはそれを有効にするかどうかを選択できます。ビデオチャプターを有効にするには、説明の最初のタイムスタンプが0:00で始まり、少なくとも3つの10秒以上のチャプターを含む必要があります。チャプターを無効にするには、最初のタイムスタンプを0:00以外の、例えば0:03で始める必要があります。
Kay Lee
YouTubeは、ビデオクリエーターにチャプターの適用を促進するようリマインダーを送ることを約束しています。ビデオプラットフォームはまた、YouTube Originalsのコンテンツにチャプターを追加する予定です。さらに、キーボードを使用してビデオナビゲーションを行いたい人のために、チャプターの使用を容易にするためのキーボードショートカットにも取り組む予定です。
クリエーターがチャプターを有効にするためにはタイムスタンプを入力する必要があるため、現時点ではチャプターがあるビデオはあまり多くありませんが、こちらのRadioheadsのビデオやディープラーニングに関する講義でその機能を確認できます。
