中国の電子機器メーカーXiaomiは、コロナウイルスの発生により、一部のスマートフォンがMIUI 11のソフトウェアアップデートを遅れて受け取ることになると発表しました。
事の次第は、中国政府が市民に対し、ウイルスと感染の可能性から身を守るためにできるだけ自宅に留まるよう命じたことにあります。そのため、多くの企業が通常のやり方で仕事をするのが難しく、生産計画を守るのが難しくなっています。当初、発生はデバイスの製造プロセス(スマートフォンを含む)にのみ影響していましたが、現在ではソフトウェアアップデートにも問題が発生しているようです。
中国企業はソーシャルネットワークWeiboでプレスリリースを発表し、一部のスマートフォンはAndroid 10に基づく更新されたMIUI 11を受け取らないことを表明しました。その理由はこの疫病に関連する問題によるものです。
既存の状況にもかかわらず、Xiaomiは更新が数週間以内に配信されることを保証しています。
ソフトウェアアップデートの遅延の影響を受けるXiaomiのスマートフォンのリストは以下の通りです:
- Xiaomi Mi CC9 Pro
- Xiaomi Mi 9
- Xiaomi Mi 8
- Redmi K20 Pro
- Xiaomi Mi 6
- Redmi K30
- Redmi K30 5G
- Xiaomi Mi 10
- Xiaomi Mi 10 Pro
- Xiaomi Mi MIX 2S
Xiaomiはソフトウェアアップデートのリリースを遅らせる唯一の中国メーカーではありません。他に影響を受けているのはVivo、Realme、およびOnePlusです。
コロナウイルスの発生は、既に世界中のテクノロジー企業の計画に大規模な影響を与えています。先に、Appleは、四半期計画を達成できないことを投資家に発表しました。
また、Facebookはグローバルマーケティングサミットをコロナウイルスの懸念によりサンフランシスコで開催する予定を中止し、一方でバルセロナで開催される最大の年次見本市、モバイルワールドコングレスは、新しいウイルスの発生によりキャンセルされました。