スペースX、再び60基の新しいスターリンクインターネット衛星を打ち上げ成功

10月18日、スペースXはファルコン9ロケットをスターリンク13 v1.0ミッションで成功裏に打ち上げ、60基のスターリンク衛星を軌道に投入しました。打ち上げの様子は例によってスペースXのYouTubeチャンネルで生中継されました。

ファルコン9ロケットは10月18日午前8時25分(EDT)にフロリダ州ケネディ宇宙センターのLC-39A複合施設から打ち上げられました。

既に実施されている手順に従って、打ち上げから2分半後に第一段が分離され、打ち上げから9分後に大西洋にあるスペースXのドローン船に着陸しました。

今回の打ち上げでは、スペースXは同じファルコン9ロケットの第一段を六度目の使用・着陸させました。これは2回目の試みです。スペースXは8月のスターリンク10 v1.0ミッションで初めて、同じファルコン9の第一段を六度目の打ち上げ・帰還させました。

ファルコン9ブロック5ロケットの現在のバージョンは、技術的な中間検査を行いながら最大10回まで再利用が可能で、第一段の部品を部分的に交換することで最大100回まで再利用が可能です。そしてスペースXは同じ段の打ち上げ間隔を徐々に短縮しているものの、イーロン・マスクの計画である「同じ段を1日2回打ち上げる」はまだ夢のままです。現在のファルコン9の再利用速度記録は51日です。

第二段は計画通りに衛星を軌道に投入しました。