ロサンゼルスのPORTL社が家庭用ホログラム機器を開発
ロサンゼルスに拠点を置くPORTL社は、電話ボックスサイズの機器を開発して、リアルタイムホログラムをリビングルームに送信できるようにしました。PORTL Incが製造したこの機器は、ユーザーがリアルタイムで他の人の実物大のホログラムと会話することを可能にします。この機器には、歴史上の人物や亡くなった親族の録画ホログラムと対話する技術も搭載できます。
「数ヶ月間会えていない軍人家族や反対の海岸に住む人々を繋げることができます」と、最高経営責任者(CEO)のデビッド・ヌスバウム氏は述べています。
この機器には、スクリーン、スピーカー、ビデオカメラが内蔵されています。白い背景とカメラがあれば誰でもホログラムを作成できます。同時に、この機器はかなり大きく高価です。各PORTL機器のサイズは高さ2.1m、幅1.5m、奥行き0.6mです。このような機器の最低価格は6万ドルです。人工知能のサポートにはさらに2万5,000ドルが必要です。
デビッド・ヌスバウム氏によると、彼はこのサイズの機器の価格が今後3〜5年で下がることを期待しています。2021年初頭には、PORTLはホログラムシステムのより安価で小型の卓上版を発売する予定です。